Parallels復活.

Parallels Desktop for Macの問題は意外にも午前中に解決しました.問題の切り分けを試みると,そもそもParallels自体が壊れているのか,それとも仮想ディスクが壊れているのかがわかりませんでした.どちらかといえばアプリケーションの中からParallelsを起動しようとしても暴走のような状態に陥るし再インストールしても状況は変わらないし,おそらく前者なのだろうと思われました.他のユーザでParallelsを起動してみると,よりはっきりしたのかもしれません.仮想マシンの候補をユーザごとに表示するので通常使うユーザの場合,仮想ディスクの破損で仮想ディスクのリストが作れずParallelsが起動できず暴走するということも考えられたので他ユーザも試せばよかったかなと思います.

結局のところParallelsの暴走原因はMacに接続していたUSB-HDDだったようです.これもはっきりとはわかっていません.ただしMacを再起動する際にUSB-HDDを接続したままだとMacにはマウントされた状態にはならず,ただUSBポートに接続されていただけになっていました.USB-HDDの中にはVirtual PCで使っていた仮想マシンがあり,Macにマウントできていない状態でUSB-HDDをParallelsが読みに行こうとして無限ループに陥っている感じでした.USB-HDDを外した状態でMacを再起動しParallelsを再インストールしもう一度Macを再起動するとParallelsを難なく起動することができWindows XP仮想マシンも起動することができました.

最後にParallelsが起動できたので他の問題が発生しないうちにParallelsの公式サイトで正規ライセンスを取得しParallelsに登録し今回の問題解決としました.いつのまにやらビルド番号が3000番台のものが正式版になっていたのでCoherenceモードも正式に使えるようです.今回再インストールをして気がつきましたがActionsでParallels ToolsというMac仮想マシンのマウス操作をシームレスにしたりMacクリップボード仮想マシンクリップボードを共有しコピペを実現してくれたりするツールの他にKaspersky Internet Securityも仮想マシンへインストールできるみたいです.

ジャストシステムが日本での代理店になっているのですがParallelsでインストールできるKaspersky Internet Securityが正式なものなのかどうかはよくわかっていません.ただParallelsのメニューの中にKaspersky Internet Securityをインストールする項目を見つけました.

日本語をサポートしている代理店のプロトンのページを見る限りこちらはまだビルド番号が1000番台みたいです.